乳酸菌は生きていないとダメ?
2023.01.23
ダメではありません。
乳酸菌は外から摂り入れたものよりも、その人自身の腸内で作られたものが理想的だと言われ
ています。そしてこの自己乳酸菌は、主に外から取り入れた死菌(熱や胃酸などによって死ん
だ乳酸菌)をエサに増えることが知られています。また、死菌は加熱しても効果が低下せず、
むしろ免疫力を向上させるとも言われています。
生きた乳酸菌が体内で有効に働くには、1日あたり1兆個の乳酸菌が必要だと言われています。
しかしながら、乳酸菌の含有量が多いとされる市販の飲料でも100mlあたり100億個程
度ですから、毎日10リットルも飲まなければならない計算になります。
そんな無理をするよりは、死菌を摂る方がはるかに合理的です。