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【げんまるくんの豆知識】発酵で生み出される栄養素

げんまるくんの豆知識 2026.01.01

【げんまるくんの豆知識】2026年1月号

 発酵発芽玄米は、玄米に元々から含まれている、玄米由来の植物性乳酸菌を増加させ、発酵させている発酵食品です。発芽玄米から発酵発芽玄米へと発酵が進むにつれ、乳酸はもちろん直接還元糖(でんぷんが分解された善玉菌の餌となるブドウ糖等の糖)やGABA(ギャバ)などの量が増えていきます。

 乳酸は、腸内細菌の善玉菌が好む、酸性環境に傾ける性質を持っているとともに、悪玉菌が繁殖しにくくなるため、整腸効果や美容効果が期待できるとされています。そして直接還元糖とは、お米の持つでんぷん質が分解されたブドウ糖などの糖分を指し、これは乳酸菌などの善玉菌の餌となります。つまり、乳酸や直接還元糖は、腸内環境を整える重要な栄養素だといえます。発酵発芽玄米には、玄米と比べて約55倍、発芽玄米の約18倍もの直接還元糖が含まれています。

 さらに直接還元糖であるブドウ糖は、生命の維持のために必須となるエネルギー源で、中でも脳はほぼブドウ糖のみをエネルギー源として24時間365日働き続けています。私たち人間が日々消費するカロリーの20%が、全身のわずか2%程しか占めない脳で消費されているといわれています。

 GABAはγ- アミノ酪酸と呼ばれる神経伝達物質として脳に多く存在するアミノ酸の一種です。微量ながらお米や野菜、大豆などにも含まれていて、カラダの緊張を和らげたり、気持ちを穏やかにしてくれる物質として広く知られています。近年では、睡眠の質の向上や認知機能の改善、また食事からGABAを摂取することで満腹中枢を刺激する作用が報告されるなど、機能性食品やサプリメントとしても利用されている栄養素です。発酵発芽玄米には、玄米の10倍、発芽玄米の3倍のGABAが含まれています。

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